−上州風16号− からちょっと立ち読み

●特集 「上毛五色山」は信仰の山
神々の座。山上の湖をつつむ七つの峰[赤城山]
利根川をはさみ赤城山とにらめっこ[榛名山]
天狗伝説が残る日本三大奇岩の山[妙義山]
修験者たちが行き交う静謐の山[武尊山]
深山の山寺で食べる普茶料理[黒滝山]

■異彩対談−長唄演奏+音楽評論 邦楽って面白い
杵屋弥三右衛門
新島宇夫
 
−【うまい店&うまい話】から抜粋−
夢や
焼き物師が焼くチーズたっぷりのピッツァ

▲生ハムとルックラのピザ

古い信楽焼をめざす穴窯のある工房「杉生窯桃春苑陶房」を1989年に開設。96ねんからピザ店に変貌した。
メニューはフレッシュトマトのマルゲリータ、生ハムとルッコラのピッツァ、テデスカなど、モッツァレラチーズをたっぷり載せて薪で焼くピザ7種類のみ。ピザに添えるルッコラやバジルなどは裏の畑で栽培。石窯ローストビーフサラダ、生ハムサラダ、かぼちゃのタルト、紅茶のババロア、バナナケーキなどのほかワイン、ビール、コーヒーなど。
オーナーのことば「お客さんも私も楽しくなくちゃいけないし、おいしくなくてもいけないです」。
 
吾平
煮物料理の新境地とん汁がメーンディッシュ

大きなわんで出てくるとん汁は「汁というより煮込み料理」と経営者の新井千秋さん。「材料はもともと約2倍の大きさだが、48時間、低温で煮込んでいるとだんだん小さくなる。バラ肉も最上級じゃないと煮ているうちバラけてしまう。やっぱり料理は材料」。
このほか裏ごしした数種類の素材が入る。これが目に見えない隠し味で、新井さんが到達した「秘伝」という。
とん汁定食はもちろん、ヒレカツ、ショウガ焼き、豚の角煮、とり唐揚げ、焼き魚、刺し身などの定食にも大きなとん汁がついて来る。
店内には人工衛星や飛行船模型、自信が撮った星々の写真が飾ってある。「宇宙や天体をのぞいていると、世の中の見方も変わるんじゃないでしょうか」と新井さん。店名「吾平」は「われ平らかなり」だ。

▲自慢のとん汁