伊勢物語 その遊戯性


荻原晃之著、四六判、214頁、並製本
定価 本体1800円+税 ISBN 978-4-86352-242-8


 平安時代の歌物語「伊勢物語」に焦点をあて、それぞれの歌に織り込まれた当時の言葉遊びを紹介している。
歌の中に動物名などを隠して詠む「物名歌」や、各句冒頭の言葉をつなぎ合わせて意味ある言葉が生まれる「折句」を解説。中でも「折句」は従来伊勢物語には1首のみとされていたが、筆者は16首あるとし、在原業平の自由奔放な作風のゆえんを解き明かしている。