前橋学ブックレット21 前橋と古利根川(下巻)‐先史利根川と古利根川-


小野久米夫著、A5判、66頁、並製本
定価 本体600円+税 ISBN 978-4-86352-243-5


 厩橋城図が描かれた時代に利根川流路跡の城下町の形成始まる
関東最大の河川、利根川は約2万年前からの大きな変流が3回あった。古墳時代から中世にかけては前橋市中心部を大河として流れ、水田地帯がつくられ古代関東の中心地となった。
中世の変流では前橋地域を東西に分断し、新しい境界をつくった。桃の木・広瀬・風呂・端毛川などの支流に水の町と呼ばれるほどの水路網が発達した。
近世においては利根川の浸食により厩橋城が川越へ移転することになった。現代の地図と古地図や絵図を重ね合わせ、古文書や地元の言い伝えなどを検証、従来の学説を大幅に見直すきっかけとなる労作。
上巻では主に古代から中世にかけての利根川の様子、下巻では支流と城下町の発展などを取り上げた。