版築ー今甦る、土の建築 前橋工科大学ブックレット3


石川恒夫 遠野未来、三田村輝章著、A5判、84頁、並製本
定価 本体800円+税 ISBN 978-4-86352-190-2


前橋工科大学が4年制開学20周年を記念して発行したブックレット第3弾。
古くて新しい未来の工法として注目を集める版築。
版築とは、型枠に湿った土を流し込み、突き棒で何層にも突き固めて厚い壁を構築する土の建築。世界の各地で古くからあった技術で、発掘物から、土が住居、祭式の施設、塀や砦の建材として使われていたことが分かっている。国内では群馬県が「上野国」と呼ばれていた奈良時代に、聖武天皇の詔により建立された上野国分寺の塀跡にもその痕跡があり、数年前版築により復元された。本書は、この古い建築技術を今に蘇らせ未来に伝えるために3人の著者が、学生たちと研究を重ねた集大成である。